頭痛について
【頭痛、目の奥の痛み】 頭痛の対策は薬だけ?それ誤解です。 筋肉の硬さが原因の頭痛をご存知ですか? ・首周りの凝りと頭痛が気になる ・長時間のパソコン作業で目の奥が痛い ・理由は分からないけど何となく頭が痛い ・天候の変化で頭が痛い 頭痛には何種類かあります。
【片頭痛】 頭の片側に起こることが多い頭痛です。 特に20代~40代の女性に多く見られます。 原因はまだはっきりと解明されていませんが、 脳の血管が拡張する事で、 血管の周囲の三叉神経が圧迫され、 脈打つようにズキンズキンとする発作性の頭痛を起こしていると考えられています。 吐き気や嘔吐を伴う事もあり、 日常生活に支障を来たす程の痛みがあります。
【群発性頭痛】 一定の時期に集中して起きる頭痛です。 特に20代~30代の働き盛りの男性に多いとされますが、 近年女性の患者も急増しているという報告もあります。 発作の起きる時期は人によってだいたい決まっており、 突然片側の目がえぐられるような激しい頭痛に襲われます。 周期的に痛みがある事から、 体内時計の関与が指摘されています。
【緊張型頭痛】 主に肩こりが原因の頭痛です。 「頭痛もちの頭痛=慢性頭痛」のなかで最も多く、 日本では2000万人以上いると推計されています。 デスクワークやパソコン作業・長時間スマートフォン画面の凝視など 長時間同じ姿勢を続ける事で、 頭から肩にかけての筋肉が過剰なこりや緊張状態になります。
つまり【肩こり】が発生し、 筋肉内の血流が悪くなります。 その結果、 発痛物質が発生して 筋肉内の痛みの神経を刺激し、 頭全体を金属の輪で締め付けられる様な頭痛が生じます。 さらに精神的なストレスや不安、 うつ状態などによって、 脳や痛みを敏感に感じるようになり、 緊張型頭痛が長引く可能性もあります。 この中でも 筋肉が原因の頭痛は治療で改善していきます。
長年の臨床経験から 【後頭部】【頭頂部】【前頭部】【側頭部】【こめかみ】といった具合に統計上、 頭痛の部位によって原因となっている筋肉が違う事が分かりました。 頭のどこが痛いかをしっかりと確認し部位ごとに対象となる筋肉にアプローチし治療します。 しかし頭痛は 体の異常であり大変危険な身体の信号です。 くも膜下出血・脳出血・脳梗塞・脳腫瘍・慢性硬膜下血腫・髄膜炎は命に関わります。 ・突然起こった、激しい頭痛 ・初めて頭痛を経験した ・今までと違う頭痛が起こった ・頭痛に加え、発熱が続く ・数日のうちにだんだんひどくなる頭痛 ・麻痺、しびれ、言葉のもつれをともなう頭痛 ・頭部打撲後に出始めた頭痛は 「頭痛外来」「脳神経内科」「脳神経外科」「内科」「ペインクリニック」など早めに受診ください。
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